ようやく完成です。着手から、一ヶ月とちょい。自分にしては、結構短期間でケリがつきました。ズルズルダラダラと、もっと先送りの連発になるかと思ってましたけども。ロボ系作業の合間に、こういう生モノ系キットを入れることで、飽きっぽい性分が緩和されるというか。予想以上に楽しめたってのが、今回の大きなポイントでしたね。
後回しにしていた眼球パーツですが、実は若干手間取りました。ヒートプレスされた透明塩ビパーツが、目のラインに全く合わない!ということが、最後の最後に判明して(事前にチェックしておこうね)、そこからパテでライン修正したので、工作という点においては、全体の1/3をここで費やしたことになります。アクリルの反射板を取り付けたクリアパーツには、本体への貼りしろがないので、裏からエポキシパテにて固定しました。触覚での作業になるので、地味にやり辛かったですけどw 前回まで触れてなかった本体色についてですが、Vカラーのモンスターブルー塗装後、ラッカーのつや消しブラックでウォッシング→スーパークリアーつや消し→ラッカーのグレーバイオレット、オリーブドラブでドライブラシ→フラットベース+ダークイエロー少量をオーバーコート→前記カラーにライトグレーを混色、ドライブラシ→再度、フラットベース+ダークイエロー少量をオーバーコート、としています。一見すると、グレー単色に見えますが、太陽光の下で見ると、グレーやグリーンやブラウンがあちこちに点在してて、中々それっぽい薄汚さ(笑)が再現出来たと思います。画像ではほとんど判別不能ですが。また、映像ソフトを見る限り、キンゴジの白目部分は黄色っぽかったので、シンナーにクリアーイエローを数滴垂らしたものを厚吹きました。 先週末、依頼主に納品したので、これにて一件落着です。ただ、同シリーズのモスゴジヘッドも行く行くはお願いすると言い渡されてしまいました…。軟質ソフビは経験値ゼロなので、かなり困難を極めそうなヨ・カ・ン。