ホントはHJムックのロボコン本を買うつもりだったのに…。
ジャベリンやジェムズガンがRGMの括りだったとは知らなかった
好きに生きるって素晴らしい・・・ですね
現物を直接手にとって見れなかった環境にあったことと、その価格帯が災いして、ネット注文をずっと躊躇っていた「Ma.K.モデリングブック」ですが、この度偶然にもホビーショップで出逢えたので、思い切って購入してみました。本書は今夏増刷されたもので、初版から約6年も経過しているのですが、横山宏先生のテクは独創的過ぎて、古いも新しいもありません。作例とかノウハウとかより、読んでいて楽しく笑える模型本は珍しいです。ハゥトゥ物って、実践するには中々サジ加減が難しいモンですけど、横山氏のおおらかな文章表現は、やったら出来そうと思わせてくれるのがとっても良いですね。随所に名言ともいえる、「失敗すればやり直せばいいだけのこと」ってのが書かれていて、これは私が常日頃、著名人の口から発して欲しかった言葉でもありましたので、極めて溜飲が下がる想いでした。『筆ムラ』は『タッチをつけた表現』と解釈するし、『リカバー』は『最初からそういうことにする予定でした』とする。模型工作のセオリーに囚われてばかりいる人は、この本を読んだらきっと今までの自分が馬鹿馬鹿しく思えてくるはずです。もちろん私も例外ではありません。「人間のやることで取り返しが付く遊びは、プラモデルだけだ!」…。なんと甘美な響きなんでしょ。本書と横山先生に改めて感謝です。
横山宏 Ma.K.モデリングブック
jibaku_o