女子高生チェーンソー


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まあ私なんぞは幸せだ。ウンコ映画を正直にウンコと言えるのだから。その点、コピーを考えたり人を寄せ付けるデザインを練ったりする方々は大変だ。ウンコに飾り付けをしたり消臭したりして、ウンコとして見えないようにしなければいけないのだから。心中お察し申し上げたい。とは言うものの、花束でカムフラージュされたウンコを踏まされた時は、やっぱ腹立つなあ怒り

このクソ劇場コーナーをカテゴリーとして立ち上げた真意は以前述べたように、故意に騙されてみようと言う気持ちがあったからなのだけど、今回は不可抗力で肥溜めにダイブさせられた感じだ。ソフト会社の人の勝ち、私は脳細胞の90%以上がウンコにまみれてしまった困った

時期的に見て、おそらく「テキサス・チェーンソー」リリースの前後に世に放たれた作品だと思うが、ズバリ肝心のチェーンソーは僅か数カットしか登場しない。あれ?女子高生チョリーソーだったか?と、観終わってもう一度タイトルを確認したくらいである(ウソつけ!)。シシカバブは出てくるが、チョリソーはさすがに映っていなかったな…。パッケージにある、女子高生とチェーンソーの取り合わせも全くのデタラメ。つーか、どこにそんなシーンが出てくるんだよ!うんち

ストーリーを簡単に説明すると、男子校でのダンスパーティーへ向う途中の女子高生グループ(このパーティーは学校公認のもので、女教師と専属の運転手も同行する)が、バスのトラブルによって田舎道で立ち往生、通り掛かった地元住民と思しき自動車修理工の男と出会い、町外れのスクラップ工場へと牽引される。そこで女子高生たちを待ち受けていた恐怖とは・・・・。と、こう書くと、ありきたりのマンハントものだと錯覚してしまうが、ところがどっこい!そこからはウンコ度爆発の展開が待っていたのだドクロ

そもそもエンジントラブルと思われたバスの故障も、単なるガス欠であることは見ている側にも分かるので「も、もしかして、コイツは趣味の悪い低俗ギャグホラーでは!」と冒頭の10分ほどで気付いてしまう。オツムの弱いドライバー&レズビアン女教師、チャラチャラギャル子軍団に見るからに危ない修理工と、グダグダホラーの絵を描くには役者は十分すぎるほど揃っているわけ。プレス機でノシ烏賊にされたり、大量のエアーを腹に注入されて破裂したり、手足を引っ張られてゴム人形のようにされたり、次々とあの世へ旅立つギャル子たちに悲愴感はまるで無くて、とにかく有り得ないビジュアルを演出するための、格好の材料となっているだけ。あ、あほらしすぎる落ち込み

もし・・・もし万が一この作品を御覧になる方のために、敢えて結末は伏せておくが(観る人、いるかなぁ笑い)、思わず画面から作品世界へ乗り込んでって、監督&脚本家をビビビ!と平手打ちの刑に処したい!って、脚本も兼任してやがるぢゃねーか、コノ監督は!アウト

登場人物が限られているため、誰が犯人なのかはなんとなく見当もつきそうだが、もはや犯人が誰なのか?なんてのは、どうでもよくなってくるレベルに達してしまう。しかしまあ、これが「下手こいてこうなりました」のではなく、「最初から狙ったんだヨ~ン」ってのがミエミエなので、却って許してしまうなあ。と言うか、そんな自分がイヤ!ロケット

適当な表現が見当たらないのだが、強いて形容するなら「トロマっぽい」、だろうか。ハチャメチャではあるけど、トロマほどグログロではない、でも何となく近い臭いがする、そんな作品だと思って下され!<ま、分かる人には分かるよねウインク

原題:SCREAM BLOODY MURDER
製作年:2003年(アメリカ)
上映時間:87分

うんちうんちうんち