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週末、一気に40話まで鑑賞。残すところ後7話となりました。

悪魔道人が現れてからというもの、暫くはダルダルな展開で、さぞかし当時は視聴率も悪かったろうと、同情すら出来ない感情も芽生えたのですが、このスフィンクス登場回(丁度2クール目)からお話は一変、パワーを温存していた伊上勝が本領発揮笑いするのです。伊上氏の十八番である「巻物争奪戦」が繰り広げられるわけですが、1クール目と比較して、ここまで作品のカラーが変えられた番組もなかったと思いますね。変身シーンは一切カット、ハヤテのコスチューム変更、林寛子の降板、月の輪の登場、ストーリーと丸でリンクしないスポーツ界からのゲスト(ファイティング原田、沢村忠、高見山)と、もう別の番組です困った。唯一、この作品が嵐であることを忘れさせなかったのは、登場シーンは少ないながらも、血車党下忍の存在ですか。彼等が出て来なかったら、殺陣そのものがなくなっちゃいますからねぇ(尤もサタン編では完全に姿を消してしまいますけど)。

当時の2クール目以降の強化策として、仮面ライダーをゲスト出演させるという案も浮上していたようですが、もし実現していたら高視聴率は取れたでしょうけど、間違いなく「変身忍者嵐」という作品は、現在に至るまでキワモノとして扱われていたことでしょう。確かに観たくなかったといえば嘘になりますけど・・・・でも、なんで企画がポシャったんだろなあ<嵐寛寿郎へのオファーで金使い果たしたか?笑顔