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これは「魔化魍を倒す鬼の鎧」の活躍想像画像ではありません笑顔 最近ちょっとマイブームになっている変身忍者嵐。いくつかエピソードを摘み観したものの、全編通して観てなかったな~と思い、先週から毎日数話ずつ鑑賞。それで化身忍者編の最終話である20話を見終えた時に気付いたのですが、子供の頃から化身忍者がショッカー怪人と比べてかなり地味に感じていたのは、時代劇とか脚本・演出が原因ではなく、生物モチーフの土着性が高かったせいでした。つまり化身忍者は、総て日本に生息している生き物がモチーフになっていたのです。早い段階からサソリやカメレオンといった、当時の子供たちにとっては謎の多い昆虫や爬虫類をデザインに取り入れたショッカーとは明らかに一線を画する、身近で日本色の濃い動物(猿、鼬、猫、狸、狐、猪、獺、と圧倒的に哺乳類が多い)を怪人にしてしまったことにより、肝心の怪奇性が薄れてしまったことは事実で、今の目で見るとそれも理解出来るのですけど、はっきり言って弱っちくみえてしまいます落ち込み それでも続く西洋妖怪編よりは造型も素晴らしく、ライダー怪人とカブっているムカデ、フクロウ、クラゲ等はこっちの方が生々しくて好きなんですよね。とても忍者には見えないけどウインク

蛇足ながら、「超人バロム1」のドルゲ魔人がやたらグロかったのは、主題歌の歌詞「地底の悪魔」「海底魔人」にもあるように、暗闇でうごめく生物がモチーフだったからです(これも嵐同様20話まで)。但し「ラン」だけはどこに属するのか不明ですけど困った