荒鬼の人生ブローバック

好きに生きるって素晴らしい・・・ですね

2005年12月

バラ売りもいいねえ

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さて、いよいよ今年も残すところ後2日となりました。が、こんな時こそのんびりと懐かしい映画を観るのも良いものです。今年も最後まで、そして来年もマイペースで行きますので(とか適当な理由を付けてますが、たまたま今日届いたに過ぎなかったり笑い)。

お正月はやっぱゴジラ・・・いやいや、今日はそっちの話題ではありません。最近『☆☆コレクターズボックス』『○○メモリアルボックス』『××コンプリートボックス』等、セット売り仕様が当たり前になってて、「セレクトして購入したい」、「1話だけ観られたら全話はいらない」私にとっては、かなり敷居の高い商品として格付けされ、敬遠の対象となりました。ところが最近、ネットオークションにて「セット品のバラ売り」を目にするようになったのです。このDVDソフトもそう。あのゴジラ着ぐるみヘッドでお馴染みの「GODZILLA FINAL BOX」の中の一枚です。既発の単独版とはジャケットデザインは異なりますが、映像特典などは同様のものらしいです。手放された方が、何の目的でセットアイテムを購入されたのかは分かりませんが、こうして不用品を処分しようという発想はありがたいですねぇ。価格的にもかなり割安に感じましたしね<尤も、今回は鑑賞目的ではなく、GK工作用の資料として欲しかっただけですから、願ったり叶ったりでした)。

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それに比べて、こちらはかなり割高になりました。VAPより発売された10枚組CD「東宝特撮チャンピオンまつり」のDISC10「惑星大戦争」収録盤です。解説書他、付属品は一切なしですが、もはやアナログ盤は聴けないし、何より本編使用バージョンの劇伴が堪能出来るという現実を前に、あっさり負けてしまったわけで落ち込み。でもヘル・ファイターのテーマが聴けるだけでも、このCDは値打ちアリですよ。あくまで私にとっては、ですけどね。

飛鷹である

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この年末のクソ忙しい時期にもかかわらず、観てきましたよ、『シルバーホーク』。そもそも、悪いのはこのクソ忙しい時期に公開する方であって、何も好んでクリスマスにオッサンが肩を並べて来館したわけじゃあありません(ココ強調)。下手すると、新年を迎えてマッタリしてる間に終了、てことも考えられるほどマイナーな作品だったため、公開2日目にして慌てて足を運んだのですが・・・。さすが大阪のスラム街(敢えて地名は伏せておきます笑顔)、本編を鑑賞する前に劇場そのものにド肝を抜かれ、もう映画などどうでも良くなってきましたよ笑い。全席指定だの、総入替制だのは「おとといおいで」なストロングスタイル笑顔と、昭和のテイストを味わいながら、その独特のムードに心が和みました。いいよな~、こーゆー映画館って。

おっと、肝心の作品評なのですが、個人的には退屈せずに楽しめましたよ。元々ヒロイン・アクションを観る!ってのが目的だったんですから、期待していなかったストーリーが結構まともだった分、悪い印象は残りませんでした。シルバーホークの、出動毎にロングとショートのパンツを交互に履き替えるといったサービスラブ(使い分ける意味がイマイチ理解出来んが)と、敵女幹部(?)のホットパンツに網タイツで暴れ回るシーンに大満足(私の評価基準って、そんなもんです)。もっと深く抉ったような感想は、掲示板にて2G氏が書いてくれると思いますので(オイオイ)、期待して待ちましょうウインク

上のイラスト、ミシェル・ヨーをモデルにしたわけではなさそうだし、完全なイメージイラストになっとりますが、良く見ると右上に作者のサインが入ってて・・・何か見覚えのある字体だな~と思ったら、『仮面ライダーSPIRITS』等でお馴染みの村枝賢一氏によるものでした。劇場ではパンフは売られておらず、このイラストが掲載されたプレスシート(?)のみが、いわゆる関連グッズなのでしょうね。しかも見たところ、コレ買ってたの私だけだったし落ち込み

シルバーホーク公式サイト

懐かしのえむえすぶい

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これが先日の、シレーヌみたいなエンブレムが掲載されていた、懐かしのMSVハンドブック.2です。所謂オラ設定の原点ですね。当時は、まさか模型雑誌の作例でしか見たことがなかった派生型までキット化されるとは、夢にも思いませんでした。バンダイの逞しさを思い知ると共に、モデラーにとっては自由な想像力を掻き立てられるシリーズでした(大河原先生にとっても、この頃が絶頂期だったでしょう)。ゲルググの肩にガンキャノンの砲を強引に接着したり、リックドムにザクと同じ位置に動力パイプを配置したりと、いやはや、好き勝手に遊んでましたなあ(恥かし~困った)。とはいうものの、今でも似たようなことを狙って工作してる向きはあるので、オツムはちっとも進化してませんけどね。

ちょっとブログのスキンを変更してみました。こんな中途半端な時期に…。もう少し節目を考えりゃ良かったかな。私の日常って、何でも「見切り発車」「思いつきで行動」なんですよ落ち込み

また墓場に一歩近付いた

昨日は人並みに誕生日でした。本人が意図しなくても、一年に一度、勝手に向こうからやって来るので防ぎきれないわけですが、さすがにこの歳になると「今更誕生日なんてめでたくも何ともない」という感覚を飛び越えて、「今日まで生きて来れたことに感謝しよう」と思えてくるのですよ。まあそういった心境そのものが、歳を食った証なんですけどね。なので、昨日は家族はもちろんのこと、親兄弟、友人に至るまで、自分を取り巻く総ての人に心の中で手を合わせました。偉いよなあ、オレってば<コノヤローウインク

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でもって、何故轟天なのかというと、この「海底軍艦」という作品、実は私と同い年なのです。最近改めて観直したのですが、とても40年以上も前の作品とは信じ難い!デザインはもとよりミニチュアやセット等、その細部の緻密さ精密さ・・・いや、発想そのものに驚愕しました。やはり日本特撮はこうでなくっちゃ!CG合成に頼らない(尤もそんなの絵空事の時代でしたが)手作りならではの素晴らしさが伝わってきて、感動すら覚えましたね。日本人に生まれてきて良かったな。

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子供たちからのプレゼントは↑(海底軍艦とのギャップあり過ぎだろ・笑)。「何かDVDでも1枚…」と言ったらコレでした。うんうん、とうちゃん、大切にするよ悲しい。家内は「塗装ブース」を買ってくれるらしいのですが(別に欲しくないけど、なければ塗装が出来ないので)、いっそアリイのUFO基地軍団とか頼めば良かったかな~。自分で買うには、かなり決断力いるし笑い

滅びろ!デーモン!

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まるで妖鳥ですね。豪先生に許可は取ったのでしょうか?笑い
06J=ザク用らしいです。そういえば、グフレディーとか、MS少女が流行ったのもこの頃だったのかな?

バンダイ模型情報別冊 MSVハンドブック.2より。

SUPER FESTIVAL in OSAKA 1

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いわゆるスーフェスと呼ばれるホビーイベントです。今年、初めて大阪で開催されました。直前まで来場する予定はなかったのですが、ひょんなことから同士2Gやんと申し合わせ、急遽行って参りました。

近くて遠い大阪ドーム・・・私にとって今まで必要な存在ではなかったため、何処に位置しているのかもよく分からず、アクセスにも一苦労。交通の便が悪いことは事前に調べていたので、のっけから電車はパス。原付でトロトロと走って「この辺かな~?」とハンドルを切ったところが、偶然にもジャスト集合場所でした(所要時間・約30分。メチャメチャ近いやんけ笑い)。待ち合わせた時間よりかなり早く着いてしまい、仕方なくファミレスで独りで寂しくモーニングセットを食している内に、パートナー到着。そこで小1時間程話し込み、「う~ん、もうこのまま動きたくないな~」って、体力低下の著しいオッサンなんてそんなモンです(ならウチで寝てろよ落ち込み)。 続きを読む

いい言葉はいい人生をつくる

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医学博士であり、精神科医でもある斎藤茂太先生の著書。その名前から斎藤茂吉氏の血縁である事は容易に想像がつきますね。

この手の本は、『あくまで一般的な例』に基づいて綴られているので、内容通り「忠実に実行しなければならない」という強迫観念に捉われない様、気をつけることが大事です。世の中の総ての人間に当てはまる訳ではないので、肩の力を抜いて読まれることをお薦めします。

各章を読み終わる毎に、少し楽に感じてきたら、この本が備えている効能が表われていると思って良いでしょうね。たまには私だって、こういう本を手にとって、精神を和らげたいと思うのですよウインク

成美堂出版  成美文庫 定価:?524円+税

シュッ!とひと吹きザンス

ガレージキットの離型剤落としには、模型店扱いの専門的な商品も発売されていて、用途に応じてドブ漬けタイプ、噴霧式などを使い分けておられる方も多いと思います。しかーし!どんなジャンルのものでも、専門と名の付くものは高いと相場が決まっていますよね。離型剤を油分として大別するなら、「油落としで代用出来るんじゃないの?」と考えたくなるのが人情ってモンです。私も色々試しました。中性洗剤に洗濯用液体洗剤、クリームクレンザーetc…。個人的に使い勝手が良かったのは「モデラーズ クリーナーEX」だったのですが、模型専門店でも在庫を良く切らしていて(今でも生産されてるとは思いますけど)、手に入り辛くなっているのが現状です。そこで代替品を探していて見つけたのがコレ。ブレーキクリーナーやキャブクリーナーを、離型剤落としとして愛用されている方のお話を聞きますが、なるほどちょっと納得。表面のヌメリ感は一発で落ちます。しかも850mlという大容量で、ナント298円!どこにでも売ってるというものではないと思いますが(だって知らないメーカーだし)、ホームセンターかカー用品屋さんに行けば類似品は見つかります。とにかく確実なのは「ペーパーで一皮剥く」に尽きるのですが、パテ盛り前や塗装前にひと吹きすれば、手垢や油分がスッキリ落ちてくれるのです。

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私が被験体として用いたキットの離型剤の付着程度にもよりますので、必ずしも総てのキットに対応するというわけではありません。また溶剤分がキツイので、吹き過ぎには要注意ですね。


歌バカ

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またしても、こういった一般の方向けのCDに言及すると、鋭いツッコミが入るとは思うんですが困った。どーゆー理由からか分かりませんが、ウチの家族は平井堅贔屓なんですよね。私自身はどうでも良かったんですけど(こら)、連中にプッシュ…つーか半強制的に買わされてしまったわけです(何でオレが~って感じですけど)。更に、各自CDやMDプレーヤーを持ってるので、コ○ーしろだの何だのうるさくって。特にヨメが酷いんですよ。「みんな○ピー済んだら貸して!車で聴くから」・・・って、テメー!1週間の内、トータルしても1時間も乗らないじゃねーか!ホント、思わずジャケットの顔みたいに「アベッ!」てなりますよ<違うってば

まあ曲に関しては、ジャパニーズポップスは皆様の方がご存じでしょうし、迂闊に触れて恥を晒すのは辛いので、ノーコメントにしときます。ええ、どうせ私は「オタバカ」ですから落ち込み

贅沢は言えませんが

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これが限界だよ…ネ。確かに帯にも記載されている通り、『これまでの特撮ムックとは一線を画す』構成には違いないのですが、正直ライダーはもう外してもいいんじゃないの?と思います。逆に言えば、ライダー目的で購入を考えている人は、講談社のOfficial File Magazineで十分じゃないのかなぁ?(実際「アマゾン」等は扱いが低く、ゼロ大帝は存在すら無視されてます)。尤も、ライダー抜きでは売上げが伸びないことは、容易に想像出来ますが…。

写真集に偽りはなく、美麗なスチルや秘蔵カットの数々にはクラクラきますが、従来の出版物との差別化を意識しすぎて、読み物としての物足りない感は否めません。そっち狙いの方は、迷わず双葉社の大全を選びましょう。

因みに、私同様「敵キャラをスクラッチする際の資料にしたい」人には(そんな人は極限られていると思いますけれど)、微妙ですね。総てのキャラが網羅されている訳じゃないし。ライダー関連のページを減らせば、ガイゼルのアップとか載せられたのに<怖いだろ笑い

個人的な総評としては、お値段がお値段ですから、セレブ向きです(私みたいな貧乏タレには、かなり冒険でした悲しい)。マニアの視点からモノを言ってしまいましたが、純粋に懐かしみたい方や、見て楽しむ分には、とても良い本だと思いますよ。石ノ森作品を写真中心で記録するという試みは、賞賛すべきでしょう。今回は75年までに絞っていますが、果たして続刊はあるのでしょうか?

ジェネオン エンタテイメント 株式会社 定価?3,990(税込み)
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